今回で >> 2度目 の鑑賞と相成りました。
黒人ピアニストにツアードライバー兼用心棒として雇われたイタリア系アメリカ人が、
当時まだ黒人差別の強い深南部を “GREEN BOOK” を片手に巡るロードムービーです。
シリアス過ぎず、笑いも混じえテンポよく丁寧にラストまで楽しめる良い映画でした。
字幕ではなく、金曜ロードショーで放送された吹き替えバージョンでの鑑賞でしたので、
小学3年生の娘も一緒に観る事ができ、大変良かったです。
内容が人種差別やジェンダー問題などなど、若干考えさせられることばかりですので、
少しの説明が必要ですが、親子で観る事ができる貴重な映画なのではないでしょうか。
モチのロン、
暴力シーンなどの危うい描写も、ギリッギリでセーフかな?といった感じです。
私が大好きなシーンはこちら
↓
そして、
こちらもロードムービーです。
皆が個人的な問題を抱え、普段は別々の方向を向いて生活している三世代6人家族のお話。
末っ子の一人娘が “補欠繰上げ” で合格したミスコンに、ニューメキシコ州アルバカーキから、
開催会場があるカリフォルニア州ロスまで、およそ片道1200kmにおよび一泊二日の珍道中。
車という狭い空間で長時間移動する道中に起こる様々な問題に対し家族全員で向き合う姿が、
愛情たっぷりで…
笑いが止まりません。
‥んが、
ただ笑える “楽しい” だけはなく、道中で描かれる個々の突き出た個性の “自然な描写” が、
ラストに向かうにつれ、妙にリアルな人間臭さを帯びた深みが出てきて、
見終わった時には不思議な感覚になるかと思います。
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【小中学3年生の娘も一緒に観るには…】
1. 伯父のフランクが、ガスステーションのコンビニで、
『本棚を指差して “Un... That one!!” ‥と “と本”選び始めた瞬間』
‥から30秒。
一瞬の表紙の描写も心配な方は、1分25秒。
2. ポリスメンが、
『バックドアを開けた瞬間』
‥から30秒。
この2シーンさえ飛ばせば、
ギリッギリでセーフかな?といった感じです。
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この映画のような、“ミス・コンテンスト” ではないのですが、
うちには、“べらぼう” にピアノが上手な娘 がおりますので、
関東圏で様々な土地にピアノのコンクールを受けに行きます。
ですので、
ステージ上で頑張る娘を応援する気持ちはもちろんの事、
作中に『パパの仕事のトラブルシーン』があるのですが、
“こんな時に〜?” 感がたっぷりの中、必死に仕事もする。
そんな姿になんだか私は共感が持てました。
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